思わぬ落とし穴に注意!
ネット上にひそむ危険から身を守ろう
ネット上だけの「知り合い」には注意が必要
その人は本当にあなたの「知ってる人」?
インターネット上では、実際に会ったことのない人ともさまざまなやりとりをすることができます。けいじ板やチャットで、また、あなたのホームページやブログ、SNSなどをとおして、新しいお友だちができるのはとても楽しいことですね。なんどもメールをやりとりしているうちに、実際に会ってお話してみたくなるかもしれません。でも、ちょっとまってください。あなたはほんとうにその人を「知って」いますか?
インターネット上のコミュニケーションでは、モニターの向こうの相手の顔が見えません。声も聞こえません。文字だけのやりとりでは、名前も性別も年れいも簡単にいつわることができます。つまり、だれでも簡単に別の人間になりすませてしまうのです。同い年のお友だちだと思って会いに行ったら、相手がじつは悪い大人で、あなたをゆうかいしようとしている、ということだってありえます。
一度も会ったことがない人と文字だけで話をしていると、家族や友だちと顔を合わせては話しにくいことも気軽に話せてしまうため、相手が自分を理解してくれている、相手のことをよく知っているとさっかくしてしまうことがあります。でも、ネット上のコミュニケーションだけで相手を信用してしまうことは実はとても危険です。
インターネット上で知り合った人にむやみに個人情報を教えたり、一人で会いに行ってはいけません。どうしても会う必要があるときは、おうちの人に相談して、子どもだけでは決して行かないようにしてくださいね。
こんなことなったら大変!
- 会おうと言われ待ち合わせ場所に出かけたら、思っていた相手とはちがう悪い人があらわれて、事件や犯罪にまきこまれてしまう。
- ネット上の友だちに住所を教えたら、知らないあやしい人が家に来たり、つきまとわれたりする。
- ネット上のだちに電話番号を教えたら、あやしい人からのいやがらせやおどしの電話がくるようになった。
- 実は相手がお友だちのふりをした悪意ある人で、教えた個人情報をけいじ板などに公開されてしまう。
こんなことに注意!
- ネット上で知り合った人に一人で会いに行かない。かならずおうちの人や先生など、大人に相談する。
- ネット上だけの知り合いには、聞かれてもむやみに本名や住所、電話番号などの個人情報を教えない。