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身を守るちから上級編どこまで公開?
SNSの設定に気をつけよう

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使って友だちとネットでもつながり、情報をやりとりする人が増えています。SNSには自己しょうかいを入力する場所がありますが、ネット上で自分の情報を公開することには細心の注意をはらわなければなりません。友だち同士でやっているだけ、と思って注意をおこたると危険です。

SNSは書く内容と設定に気をつけよう

SNSで「友人のみ公開」に設定している様子のイラスト登録したグループ内の人同士でコミュニケーションするときでも、個人情報をのせるかどうかは、よく考えましょう。とく名のけいじ板などよりは安心に思えますが、不特定多数のコンピュータとつながったネットワーク上であることには変わりありません。自分の責任でいろいろなことを判断できるようになるまでは、本名や住所、電話番号を書きこんだり、顔のわかる写真をのせるのはやめた方がよいでしょう。たいていのSNSでは、書きこんだ内容や自己しょうかいの情報を公開する相手を決めておく機能がついています。「友人のみに公開」などに設定しておけば、知っている人だけに見せることができます。全体に公開する設定にしてしまうと、そのサービスに登録している人ならだれでも見ることができてしまいます。特に数百万人の人が登録している大きなSNSサービスでは、そのままネット上に公開しているのとあまり変わりがありません。

また、「友人の友人まで公開」の設定は、一見大じょう夫そうに思えますが、実際はあなたが直接知らないたくさんの人が見ることができるようになり、ほとんど「全体に公開」と変わらない状態になってしまうこともあるので気をつけてください。

写真をのせるときも注意が必要です。自分が友人以外に公開していなくても、それを見た友人が勝手に公開してしまうこともありえるので、顔の分かる写真をのせてしまうと、自分だけでなく一しょに写っている人にも迷わくがかかってしまいます。

個人情報をのせなくても、発信する内容をつなぎあわせて読むと、学校、学年、住んでいる場所、家族構成などがわかってしまうことがあります。あまり、日ごろの生活をこと細かく書かないようにするのがけんめいです。

また、悪口や見た人が傷ついたり、いやな気持ちになったりするようなことは書いてはいけません。ネットワーク上では、思いもよらない大きなトラブルにつながることもあります。

こんなことに注意!
  • 個人情報や顔が分かる写真の取りあつかいには気をつけましょう。
  • 情報を公開する相手を設定できる機能を活用して、「友人のみに公開」などに設定しましょう。
  • 学校、学年、住んでいる場所などがわからないように文面を気をつけましょう。