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校内研修

掲載日:2015年4月27日更新

1.これまでの研究の流れ

戸田市教育委員会研究委嘱(2007年度、2008年度)

道徳「信頼と思いやり、あたたかい人間関係の育成をめざして 道徳の授業を通して」

戸田市教育委員会研究委嘱(2009年度、2010年度)

「あたたかい人間関係を築く集団をめざして 領域(特別活動、道徳、総合的な学習の時間)を中心に」
「あたたかい人間関係を築く集団をめざして 領域(特別活動、道徳)を中心に」

戸田市教育委員会研究委嘱(2011年度、2012年度)

「自己を見つめ、他者を理解し、信頼関係をつくる道徳指導の実践」

2.これまでの研究の成果と課題

2007年度から道徳の研究を進め、資料分析の方法等を学び、教員の道徳の授業に関しての意識の高揚を図り、2009年度、2010年度により道徳性を養い、実践力を高められるように特別活動、総合的な学習の時間にまで範囲をひろげて研究を進めてきた。その結果、生徒は道徳的心情が高められたがその意欲を実践できていない場面が見受けられた。また、計画的、組織的な全員で行える研修体制づくりや、経験者が若手をサポートする体制づくりが課題として残った。
2011年度、2012年度は、再び研究範囲を「道徳」にしぼり、話し合い活動を中心とした授業展開についての指導法について行った。特に、その授業展開を「新曽中スタイル」と題して、教員の道徳授業の指導技術の向上を図った。また、各学年をグループに分けて資料分析を行うなどして、研究を進めた。

2年間の研究成果

  1. 話し合いに慣れたことで、積極的に発言する生徒が増え、授業を通して自分自身を見つめ、自己理解を深める生徒が増えてきた。また、他の生徒の考えも理解しようとする生徒も増えつつあり、互いを理解し合おうとする態度がでてきた。
  2. 道徳の時間の指導過程の基本型『新曽中スタイル』を共通理解により確立してきたことで、授業の流れが定着し、教師にも生徒にも道徳の授業に対する意欲が高まった。
  3. 各学年教師をグループに分け、資料分析と資料開発を共同研究することで、教師の道徳授業の指導力の向上が図られたとともに、生徒理解にもつながった。

課題

  1. 生徒の道徳授業に対する意識は高まり、道徳の授業はためになると感じている生徒は85パーセント弱に達するが、学んだことを実践しようとする生徒は63パーセント強にしか達していないことから、道徳的実践意欲と態度の育成に向けて、より一層の工夫を図る必要がある。
  2. 「新曽中スタイル」の確立により、授業の流れはできてきたが、形式的になりがちで、道徳的な価値の追求を図れるように深まりのある授業をしていく必要がある。
  3. 道徳の授業の充実だけでなく、他の教育活動との関わりを重視するとともに、教育活動全体を通じて行う道徳教育を一層進めるための工夫をする必要がある。

3.今年度の研修について

新曽中の生徒の実態(1、コミュニケーション力、表現力、聞く力の不足、2、自己肯定感や所属感が希薄である傾向、3、他者を思いやる心や互いに信頼し合う関係づくりの必要性がある)をもとに、昨年度までの研究の成果と課題を踏まえ、研究主題を以下のように提案し、研究を進めたいと考える。

研究主題「道徳の時間を要とした教育活動の充実を目指して」

研究内容

(1)研究範囲を「全教科(道徳)」とし、2014年度から3年間、戸田市教育委員会研究委嘱を受け研究を進め、道徳の授業を要とした教育活動の充実を目指していく。

(2)道徳の授業においては、前年度までの授業展開を引き継ぎ、「新曽中 道徳の基本スタイル」(旧新曽中スタイル)を実践していく。
新曽中:道徳の基本スタイルの内容

(3)道徳授業の中身を追究していく。(道徳的価値の内面化を図る授業展開を目指していく)

  1. 全クラス道徳の授業を授業参観(オープンスクール)で実施する。
  2. 毎月の各クラス道徳授業実施状況(資料名、内容項目)を調査、集計し内容項目の分析をする。
  3. 研究授業を実施する。(9月か1月)
  4. 学年内でグループに分かれて資料分析・教材研究を行う。

(4)道徳的視点を全教育活動で意識する。
段階的に、各教科、特別活動等と道徳教育の関連について研修していく。

(5)環境を整備する。
副担任の先生を環境整備部とし、次のことを実践する。

  1. 学期1回の道徳だよりの発行。(道徳部会を中心に担当)
  2. 各階フロアの掲示板に「道徳コーナー」作成
    学期に最低1回から2回は変えていく。(できれば、各クラス内にも道徳コーナーをつくる)
  3. 道徳資料室の整備
    会議室の後ロッカーを使用して、内容項目ごとに資料を集め、教材を8セットまで増やしていくようにする。

担任の先生は、道徳の「学級における指導計画」を立案する(別紙参照)

(6)外部講師を招聘し、より専門的、実戦的な研修を行う。

4.今年度の校内研修発表日程と内容(予定)

2016年2月11日(金曜日)

研究内容:研究授業・記念講演