平成29年度 戸田市学校版環境ISO実践報告【戸田南小学校】
掲載日:2018年3月15日更新
取組状況
戸田南小学校では、戸田市学校版環境ISOについて環境委員会を中心に取り組んでいます。
- ISOカード…毎月25日に1年生から6年生の各学級に環境委員が「節電はしているのか」「給食は残さず食べているか」「紙の無駄遣いはしていないか」などの質問をしています。低学年には節電などの言葉は難しいと考えたので、環境委員は「移動教室の時に電気は消していますか?」などわかりやすく説明しています。
4月からの各学級のISOカードをチェックしたところ、1年間を通してどの学級もおおむね達成できていましたが、一部の学級では十分ではない学級もありました。ISOカードのチェックを行う上で、それぞれの課題が残る学級に向けて何ができるのかを環境委員会で考えました。その結果、各学級ごとにISOカードの項目であまり手が挙がらなかったものを呼びかけるポスターを作成しました。
- 雑紙回収…環境委員会の活動時に、環境委員が各学級の再利用できる紙を入れる雑紙ボックスを回収し、再利用できるもの、できないものと分けています。再利用できるものは、教師が授業でのワークシートや自作の資料等に使い、紙を無駄遣いしないようにしています。
成果と課題
成果としては、環境委員がISOカードの項目であまり手が挙がらなかったものを呼びかけるポスターを作成し、掲示してもらったところ、その後のISOカードの項目で挙がらなかった項目に多く手が挙がるようになりました。また、電気当番などを学級で決めているところもあり、低学年でも環境について身近に取り組むようになりました。課題としては、雑紙回収を行う際に再利用できるもの、再利用できないもので簡単に各学級分けてもらっていますが、それが行われていない学級がある。
また、ISOカードの項目が毎年同じ傾向があるので、児童が質問に対して当たり前のように手を挙げている。
次年度の取り組み計画
- 課題として挙げた雑紙の再利用できるもの、できないものでの分け方については、環境委員が委員会やISOカードのチェックする時を使って呼びかけを細かく行う。
- ISOカードの項目では、毎年環境委員会の始めにISOカードの項目についての話合いを行う。学校全体で環境に対し、何が課題なのかを環境委員会で考える。
次年度もISOカードの取り組みを引き続き行い、児童へ環境に対して意識を高めさせるようにしていきたい。