不登校対策 ~誰一人取り残されない教育をめざして~
誰一人取り残されない教育を目指して ~戸田市の不登校児童生徒支援について~
不登校とは?
不登校とは、年間30日以上欠席した児童生徒のうち、病気や経済的な理由による者を除く、「何らかの心理的情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者」と定義されています。
戸田市教育委員会では、不登校の未然防止や不登校児童生徒とその保護者の不安や悩みの相談等、不登校に関する支援体制の充実を図っています。
多様な学びの場の拡充 ~戸田型オルタナティブ・プラン~
戸田市では、児童生徒の教育の機会を確保するため、学びの場の選択肢を拡充し、児童生徒支援の充実を図っています。
校内サポートルーム 「ぱれっとルーム」(小学校)・「きゃんばすルーム」(中学校)
市内の全小・中学校に設置している校内サポートルームです。
何らかの理由により教室への行きづらさを感じている児童の生活や学習の場で、一時的なクールダウンの場所としても利用できます。
さわやか相談室(中学校)
市内中学校全6校に設置している相談室です。
家族や学校の先生に話しづらい悩み相談などを受け付けています。
教育支援センター すてっぷ
不登校傾向にある児童生徒の学びの場として、戸田市立教育センター内に「すてっぷ」、西部福祉センター内に「西すてっぷ」を設置しています。
メタバースを活用した不登校支援 room-K
認定NPO法人カタリバと連携し、オンライン上のシェア型教育支援センター「room-K」により、学校へ行きづらさを感じている児童生徒のオンラインでの教育相談・学習支援を行っています。
生徒支援教室「いっぽ」
埼玉県教育委員会と連携し、市内の中学生を対象にした不登校生徒支援教室「いっぽ」を戸田翔陽高校内に設置しています。
高校進学を見据えた学習支援や、カウンセラーによる相談支援をしています。
不登校について考える会
年1回(例年10月中旬頃) 「不登校について考える会」を開催しています。
令和6年度は、第1部に講師をお招きしての基調講演、第2部に不登校の経験について語り合うシンポジウム、第3部に高校進学等の進路についての研修会を実施しました。
同時に、通信制の高校やサポート校、フリースクールの関係者による個別説明会のコーナーも開設し実施いたしました。
ピアサポーター(大学生ボランティア)
小学校「ぱれっとルーム」や中学校「さわやか相談室」で、大学生による相談室に通う生徒の相談サポートや学習支援を実施しています。
見学や詳しい説明などお問い合わせは、教育センター(048-434-5660)へ。
また、「すてっぷ」「西すてっぷ」「いっぽ」「room-K」の利用の際は、各小・中学校を通しての申請になりますので、
お子様が在籍する学校へお問い合わせください。