不登校対策
不登校対策について
不登校とは?
不登校とは、年間30日以上欠席した児童生徒のうち、病気や経済的な理由による者を 除く、「何らかの心理的
情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にあ
る者」と定義されています。
戸田市教育委員会では、不登校の未然防止や不登校児童生徒とその保護者の不安や悩みの相談等、不登校
に関する支援体制の充実を図っています。
教育支援センター すてっぷ の設置
教育センターの中に不登校傾向にある児童生徒の学びの場として、すてっぷを設置しています。
すてっぷでは、
1 不登校支援の専門的な知見を活用した教室運営をしています。
委託によるフリースクールの専門的なノウハウを活用
2 不登校児童生徒に適したカリキュラム編成を実施しています。
多様性や進路に対応する集団指導と個別指導
3 居場所、学習に適した環境の整備をしています。
明るいオープンスペース、個別学習スペースの確保
4 豊かな情操と社会性を育む体験活動をしています。
農業、体育、パステル画等野外活動等の実施
5 個々の可能性を伸ばす先進的な学びの支援をしていきます。
21世紀型スキルの育成、プログラミング、ICT活用スキルの育成
6 不登校支援の専門家・スクールカウンセラーによる教育相談を実施しています。
個別面談や進路指導など相談チームとの連携
7 居場所、自習環境の確保の場です。
通常3時まで、隔日で4時まで教室開室
見学や詳しい説明などお問い合わせは、教育センターへ
また、すてっぷへ通う場合は在籍の学校を通しての申請になりますので学校へ確認してください。
保護者支援・進路相談
保護者とともに不登校について考える会
年1回(例年10月中旬頃) 不登校について考える会を開催しています。
令和元年度は二部構成で一部は不登校を経験した生徒の体験談、二部は高校進学などの進路について
研修会を実施しました。同時に各通信制の高校やサポート校、フリースクールの関係者、及び埼玉県立
戸田翔陽高校の先生による個別説明会のコーナーも開設し実施いたしました。
アウトリーチ型支援(家庭訪問)
アウトリーチ型支援とは
専門的な研修を受けたピアサポーターや知見と経験のある人材による訪問相談や支援など家庭訪問による不登
校支援を実施します。
ピアサポーター(大学生ボランティア)
ピアサポーター制度は平成30年度から実施した事業です。
戸田市立中学校のさわやか相談室で大学生による相談室に通う生徒の相談サポートや学習支援を実施しています。
令和元年度は、東京家政大学、跡見学園女子大学、立正大学、ルーテル学院大学の大学生の方々が応募してくれました。
令和2年度は、中学校だけでなく小学校でもサポートしてくださる大学生を募集しています。