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戸田市情報モラル教育サイト 情報モラルスクール


身を守るちから上級編心にとどめておこう
インターネット上に発信した情報は消すことができない

後から消しても完全には消えない!?

友達しか見ていないだろうと不用意にインターネット上に発信してしまう様子のイラスト一度インターネット上に出た情報は、世界中の多くの人たちにあっという間に広がってしまいます。あとで消しても、その前にいろいろな人がコピーして他のページにはりつけていることも多く、完全に消すことができません。また、ネットワーク上に流された情報は、長い間インターネット上にとどまります。たとえば、あなたが人を傷つけるような発信、社会のルールにい反する行いを発信をしたことが、大人になってから他の人に見られ、あなたの信用を損なってしまうこともあるのです。インターネット上に出た情報は、広いはんいにまたたく間に広まること、また長い間見られることを心にとめなければなくてはなりません。

こんなことに注意!
  • インターネットに発信した情報は、すぐに広まり、消すことはできません。
  • しかも長い間とどまるため、将来大人になったとき悪いえいきょうが出ることもあります。

SNS上の書きこみのルールとマナー

アルバイトの学生が、悪質ないたずらをしている様子をSNSに投こうしたことがもとで、つとめ先のコンビニや飲食店が閉店に追いこまれたり、お客さんが来なくなって売り上げが減るひ害を受けたりした事件がありました。お店から多額の損害ばいしょうを求められたり、学校を退学になったりした例もあります。

あるアルバイトの大学生は、仲間にうけたいために、何かおもしろいこと、仲間がびっくりすることをしてみようと考え、コンビニの冷蔵庫にねそべっているところを写真さつえいし、SNSに投こうしました。すると、仲間にうけるどころか、その投こうを見た人から「冷蔵庫にねそべるとは何ごとか」と非難され、アカウントがえん上してしまいました。

大学生の行動は、何がいけなかったのか、考えてみましょう。

  • 大学生は、してはいけないことをして投こうしました。これは道徳に反する行動であり、民法という法律で「い法行い」と決められています。
  • 大学生は、情報を受けとる人に不快な思いをさせてしまいました。食べ物を冷やすための冷蔵庫にねそべるなんてきたないし、不衛生ですよね。
  • 大学生は、インターネットから情報を発信しているのに、仲間しか見ていないと思い、インターネット上の多くの人が見ていると思いませんでした。インターネットから発信した情報は、世界中の人にあっという間に広がり、その情報は消すことができず、長い間インターネット上にあることをきちんと考えていませんでした。

こうした大学生の行動をマネしないで、インターネットから情報を発信するときは、次のようなことに注意しましょう。

  • してはいけないことをして、そのことを発信しない。
  • 相手が不快な思いするような情報を発信しない。
  • 仲間うちだけで受けたいと思って情報を発信しない。
  • インターネットに発信した情報は、またたく間に広がり、多くの人が見ていることを考える。
こんなことに注意!
  • してはいけないことをして、そのことを発信しないようにしましょう。
  • 相手が不快な思いするような情報を発信しないようにしましょう。
  • インターネットに発信した情報は、またたく間に広がり、多くの人が見ていることを考えて情報を発信しましょう。