たくさんの人に伝えよう!
ブログやホームページでの情報発信
インターネットを使えば、だれでも自分の情報を世界中に発信することができます。文章や写真だけでなく、動画や音声ファイルもたくさんの人に見たり聞いたりしてもらうことができます。それに、情報をすぐにこう新できるので、最新のことをほとんどリアルタイムで伝えることもでき、見てくれた人とコミュニケーションすることだってできます。あなたが発信した情報が、遠くにいるだれかの役に立つかもしれません。これらを使ってできることを考えると、ワクワクしてしまいますね。
でも、インターネットが速くて広くて自由だからこそ、情報発信するときにも気を付けなければいけないことがあります。これらを活用する上で注意すべきところもいっしょに見ていきましょう。
ブログやホームページでできること
インターネットで世界中に発信!
インターネットができる前は、しゅみで研究してきたことや学校の課題で作ったもの、あなたの考えや気持ちを表現した日記や絵など、せっかくうまく作っても、それをたくさんの人に伝えることはなかなかむずかしいことでした。でも、いまやインターネット上に公開することで一度にたくさんの人に、いろいろなことを伝えることができるようになりました。文章や写真、絵だけでなく、動画や音声も見たり聞いたりしてもらうことができます。さらに見てくれた人と、コメントなどの機能をつかってやりとりすることもできます。
自分が書いた小説やマンガを発表して感想を送ってもらったり、こう新がかんたんなブログを使って、育てている生き物の成長日記をリアルタイムで見てもらったり、あなたが考えた料理のレシピや手順を写真や動画をまじえてしょうかいしたりして、見てくれた人から直接意見をもらうことができます。
インターネットには、ホームページやブログを開設するためのサービス、動画をアップロードして公開できるサービスなど、情報発信するためのサービスがたくさん用意されています。みんなに伝えたいこと、見せたいものができたら、さっそくこれらのサービスを使ってあなたも情報発信をしてみましょう。それぞれのサービスはできることや機能がちがうので自分の目的に合ったサービスを、先生やおうちの人と相談してえらぶとよいでしょう。
価値のある情報を発信しよう
せっかくブログやホームページをひらいたら、やっぱりできるだけたくさんの人に見てほしいですよね。インターネットやブログでは、役に立つ情報や、人を楽しくさせたり、興味を深める情報がよろこばれます。このような情報をいつも新しくこう新していると、それを楽しみにして何度も見に来てくれる人が増ふえ、だんだんとページがにぎわってくるでしょう。たくさんの人に気持ちよくあなたのページを楽しんでもらうためには、つぎのようなことを心がけるとよいでしょう。
- テーマや目的をもって、世界であなたにしか発信できないオリジナルな情報を発信しましょう。
- できるだけ読みやすく、わかりやすい情報の並べ方を心がけましょう。
- もらったコメントやメッセージには、できるだけすぐに、ていねいに返答しましょう。
- 古い情報やまちがった情報がないかを常にチェックし、あればすぐに修正して、そのことを告知しましょう。
ここがポイント!
- テーマや目的をもってオリジナルな情報を発信しよう。
- わかりやすい情報の見せ方を工夫しよう。
- 古くなった情報やまちがった情報があったらすぐに修正しよう。
情報発信には責任がともなう
インターネットの情報発信で気をつけること
あなたのページをただ楽しくしたいからといって、おもしろ半分でデマや不確かな情報をのせるのは問題です。あなたの公開した情報によって迷わくや損害を受けた人がいた場合、罪に問われることもあります。その情報を公開することによって迷わくを受ける人がいないかどうか、自分で責任をもてる情報かどうか、しっかり考えるようにしましょう。もちろん、あなたやだれかの個人情報や、許可のない他人の作品ものせてはいけません。
ページの中にあなたの本名を出すかどうかは、目的やリスクをふまえてしんちょうに考えなければならない問題です。これは大人でも判断に迷うくらい難しいことなので、みなさんの場合は、自己しょうかいなどにはニックネームを使っておくのがいいでしょう。
また、インターネット上にはうそや悪口、人を傷つけるような情報は絶対にのせてはいけません。だれもが見ることができ、いくらでもコピーされてしまう可能性のある場所にこのようなことをのせるのは、世界中にうそや悪口を言って回っているのと同じです。これは、お友だち同士でかげ口を言うのとは比べものにならないくらい悪質で、犯罪に問われる場合もあるということを忘れないようにして下さい。
ブログにコメントをくれる人の中にはときに、わざと悪意のあるコメントをする人や、人を傷つけたりいやな気持ちにさせる書きこみをして注目されようとする「ネットあらし」と呼ばれる困った人もいます。悪意のあるコメントはなるべく相手にしないようにしましょう。相手にしてけんかになってしまうと、あなたのページのふんいきが悪くなり、悪質なコメントばかり集まるようになってしまいます。あらかじめ、見た人がいやな気持ちになるようなコメントは書きこまないでほしいことや、そのようなコメントがあったときはブログから消す場合があるという注意書きをのせておき、そういった書きこみがあった時はすぐにさくじょするのがよいでしょう。
こんなことに注意!
- ウェブページやブログで情報発信するときは、
- 確かで正しい情報かどうか
- その情報がだれかに迷わくをかけないかどうか
- だれに見られても問題のない情報かどうか
- おもしろ半分でデマや不確かな情報をのせない。
- 個人情報や許可のない他人の作品をのせない。
- 本名はのせず、自己しょうかいにはニックネームを使う。
- うそや悪口、人を傷つける情報はのせない。
- わざと悪意のあるコメントをする人は相手にしない。