安全・快適にメールを使おう!
迷わくメールから身を守ろう
とつぜん知らない人からメールが来ることがあります。中には善意をよそおってたのみごとをするもの、相手を不安にさせる内容のもの、相手をだましてお金をとろうとするものなどがあります。知らない人からのメールに、返信したり、リンクを押したりしないで、すぐにさくじょすることが基本です。自分で判断できない場合は、先生やおうちの人に相談しましょう。
迷わくメールにふりまわされないために
スパムメールはとにかく無視
商品・サービスの広告や宣伝など、勝手に送られてくる迷わくなダイレクトメールのことをスパムメールといいます。ぼ金活動や署名などをよそおって個人情報を聞き出したり、うまい話をしてお金をふりこませようとしたり、さらにはか空のせい求書を送りつけて「ふりこまなければ自宅にうかがいます」などとおどしてお金をとろうとする悪質なものもあります。このようなメールがきても一人でなやんだりせず、すぐにさく除しましょう。また、このようなメールについているリンクにも注意しましょう。リンクを押したら「けい約完りょう」と出て、覚えのないサービスの利用料をせい求されることがあります。書かれてある問い合わせ先の電話番号に電話をかけてもいけません。
また、スパムメールの中には「今後このメールが不要な場合は返信してください。送信リストからさく除します」といった注意書きがついているものがあります。これはアドレスが実際に使われているか確認するためのワナです。返信すると、送信リストに加えられてしまうので、スパムメールに返信してはいけません。スパムメールはとにかく無視するのが一番です。
また、よくある名前を名のってあなたの友だちのふりをするものもあります。差出人が知っている名前でも、だれかはっきりしないときは無視しましょう。ひらがなやカタカナの名前だけで、名字が書かれていないときはとくに注意が必要です。
たくさんの迷わくメールになやまされる時は、おうちの人に相談して、プロバイダの迷わくメール対策サービスやメールソフトの迷わくメールフィルタ、けい帯電話会社のフィルタリングサービスを利用しましょう。
チェーンメールやデマメールにだまされるな!
「このメールを何人に何月何日までに送ってください」とか「できるだけたくさんの人に転送して知らせてください」などといった内容のメールが来ることがあります。このようにたくさんの人にメールを転送させようとするメールをチェーンメールといいます。チェーンメールを転送してしまうと、転送をくり返すうちにぼう大な数のメールとなってネットワークに負荷をかけ、多くの人に迷わくをかけてしまいます。転送した友だちとの信らい関係にもひびが入ってしまうかもしれません。チェーンメールは、転送せずに無視しましょう。チェーンメールを最初に送った人は、自分がじょう談で作ったいたずらメールがどんどん転送されて、たくさんの人を巻きこんでいくのを楽しんでいるのです。また、友だちからこのようなメールが送られてきたら、「チェーンメールだよ」と教えてあげましょう。
転送しないと不幸になる・転送すれば幸福になると書かれている「不幸のメール」「幸福のメール」は有名ですが、にせのウイルス情報、芸能人がどこどこに現われる、といったうその情報を広めさせようとするもの、テレビ番組のき画をよそおったものなどもあります。中には「止めるとのろわれる」とか、「通信料を全額ふたんしてもらいます」などとこわい内容ないようでおどしてくるものもあります。
チェーンメールは、転送しなくても何もおこりません。また、あなたが転送していないことが知られることもありません。人の悪口を広めるようなものを転送すれば、あなた自身が罪つみに問われることもあります。迷わくな連さは勇気をもってあなたのところで止めましょう。
チェーンメールの転送先
おどし文句が書かれていて、自分でチェーンメールを止めるのがこわいときは、以下のサイトの転送先アドレスに送ってください。
こんなことに注意!
- スパムメールは相手にしないですぐにさくじょ!
- チェーンメールは転送しない。
- 迷わくメールフィルタや対策サービスを利用しよう。